Wednesday, May 23, 2007

第一回壱岐島地域の活性化を語る車座談義

これからの壱岐の観光振興を、本市全体的な地域振興という視点からとらえ、行政・各産業などが意識を合わせ、それぞれに活性を高めながら観光立島を目指す「癒しの島づくり懇談会・第一回壱岐島地域の活性化を語る車座談義」が二十二日に開かれた。

 同懇談会は、本島は、美しい海、砂浜に代表される自然、海山の幸、多様な歴史遺産など、魅力あふれる自然に恵まれており、九州本土との交通アクセス、利便性が高まる中、産業の中で最も地域経済への波及効果が大きいとされる観光業の方向性や振興策など、島を愛する心を共通の認識に、参加者全員が心を開き情報を共有し、行動を起こすことで本市の活性化につなげよう—と行われた。

 当日は、本市がルーツとされる神社など六社を巡ったあと、郷ノ浦町、ビューホテルで車座談義が行われ、国土交通省九州運輸局・海事振興部旅客課、市・観光担当、壱岐観光協会、県神社庁壱岐支部、報道など約三十人が出席して、今後の懇談会の方向性、取り組みなどについて研修・協議した。

 車座談義では、今回出席したメンバーを基本メンバーに、名称を「壱岐の島・生き生きサポート」とし、今後は、観光に興味のある団体や個人、教育関係の団体などメンバーに加えながら、環境美化、自然から学ぶ勉強会の開催、神話などの伝承、神社の紹介、パソコンを使ったPRなど、さっそくメンバーそれぞれが出来ることを確実に実践し、ブログをを立ち上げて活動の報告などしながら、次回の会合に向けたテーマなどをそれぞれに考えることになった。

 また、今回は世界的なアーティストで本市出身の長岡秀星氏、邪馬台国は壱岐にあったとする著書を著した角田彰男氏、素粒子が専門で水や歴史に精通する農業物理学者・山田智之氏も参加もあった。

A round table meeting had held at the island of Iki to discuss how to create sustainable economy for Iki that has many shrines, rich history, beautiful natures and fresh foods.